日記など 2002年から

福祉の話題が多いです。東京都の西部・多摩地区が行動範囲です。

沢田マンション

伝説の沢田マンションに一泊した。(ウィークリーマンションもやっている)ついさっきチェックアウトしたばかり。と言っても管理人の説明通り「部屋のなかにカギをおいて好きに出ていって」しまえばいい。ぼくの日記は書きかけだらけで読みにくい。印象が強…

東京一日目

二日間の東京旅行から帰ってきた。新宿のバス乗り場に停まっていた名古屋行きに当日券で乗った。持っていたチケットのバスは30分前に出てしまった。行きは名古屋からのぞみに乗った。持っていたチケットのバスは9時間前に出発していた。往復とも遅刻はかつて…

連休の旅三日目

「ねむの木学園」 どう書いても微妙な内容になる。

連休の旅二日目

静岡へ。亡くなった人について長いこと話した。常識のない自分が死について話ができるのは兄貴のおかげ。はじめて兄に感謝だ。

連休の旅一日目

ゴジカラ村について考えるのはワクワクすること。書くのはむずかしい。もともとは森のなかに老人ホームが一つあった。いまは敷地に幼稚園がある。学校もある。お年寄りが集って自然のなか静かに暮らす。そこに生き生きとした生活があるか?人は世代や性質の…

信州松代ツアー

中央線で 乗り換え検索をしたら松代駅に19時半に着くという。中津川での乗り換え時間はたった2分だった。でも、そこまで覚えてない。中津川で降りて特急が止まるホームを探す。掲示はなく改札で聞くことにする。駅員に先に話しかけた乗客が忘れ物についての…

難波・坊主バー

いま3:39AM。これだけ書いて寝よう。今はもう無い大阪難波の「坊主バー」という店の話です。一度行ったきりで潰れてしまったから、ほとんど何も知らない。とてもすばらしい所で、「続き」があってほしいと思うし、きっと何かの縁で、この先も話の続きがある…

『うつ病がなおりました』

生きもの賛歌 好きな漫画は「栄光なき天才たち」「人間交差点」。人間賛歌、それに恥ずかしくなるくらい表現がストレートなのに弱い。で、行ってきました、伝説の奇祭・田縣(たがた)神社の「豊年祭」。「インターネットは怖い」と思ったのは年食ったせいだ…

ご迷惑おかけしました4

二日目の朝 カプセルで寝た朝は好きだ。偉い人も僕みたいのも、パンツまでロッカーに入れて、同じ短パンと浴衣、布2枚だけつけて長湯をしサウナにのぼせてフラフラしている。例のカプセルに並んで寝る。集団に溶けこんで何も考えない安心感はアリさんや蜂の…

ご迷惑おかけしました3

寒い 西宮SAでは、初めて夜に車を拾うことになる。愛知へ向かう二人にはとても心配された。たしかに夜は危ないので避けた方がいいと思う。でも気はらくだった。大阪で高速を降りれば今日はおしまい。大阪で降りる車は多いだろう。しかもきっと大阪の人は放っ…

ご迷惑おかけしました2

橋自慢 香川県・豊浜SAで降りる。今度は初めてのリッチな車だ。クラウンかな。おっさんは一人で岡山の兄弟に年始のあいさつのため向かう途中だ。あまり気の進まない旅のようだった。でも、途中わたる瀬戸大橋は気に入っていて楽しみにしていた。クラウンは振…

ご迷惑おかけしました1

スタートまで 実家の高知県からヒッチハイクして戻った。元旦の昼に出発して大阪で泊まり翌日の夕方に名古屋に着く。名駅のイルミネーションを見て「ここがゴールでいいや」ということにした。都会から、田舎のある場所を目指すのはすごく手間がかかる気がす…

富山県八尾・風の盆

数年前の「風の盆恋歌」 いつか見に行きたいと思いながら何年も経った。九月の頭三日と日程は決まっている。祭りを知った最初の年は、興味を持って調べたら終わったばかりだった。梅坪の古本でたまたま「風の盆恋歌」を手に取ったのがきっかけだった。おっさ…

ナイトハイク at 設楽町岩古谷山

この小さな旅の話は、御岳登山d:id:Araki:20050629:1120022118とおなじく慎重に書かないといけない。先月知り合いたちが仕事帰りのままのスーツや河童の着ぐるみで富士山に登っている。自然をナメた、そういうスタイルではなくて、「認知の道(夜の森編)」d…

車イスの旅〜大阪歴史博物館

四国北街道を歩く

なぜ歩く 夜行バスの直行便が取れず愛媛県川之江からの便にした。1日空いていたので、歩くことにする。時間の関係で大豊までは電車に乗った。大豊、川之江をつなぐ県道5号線は、千年の歴史を持つ「土佐北街道」を受け継ぐ由緒ある道だ。現在は「真上か真下…

「牛乳生産工場」後編

マーガリン作ったやつはえらい 体験コースの料金は、使う生乳の量で決まる。一人最低20リットルは必要だと言われて、多すぎるけど向こうも商売だし、それで2000円なら安いと納得していた。知らなかったのはバターの作りかた。バターは生クリームから作られ…

「牛乳生産工場」前編

新城市作手村・大東牧場 しぼりたての牛乳は、製品のものとは比べものにならないほどうまい。何十年経っても、通りがかりの若者をつかまえ何度も思い出話を語るほどうまいそうだ。知り合いのおっさんから牛乳伝説を聞かされた友人は、成長して、ある日僕にメ…

世界チェンソーアート競技大会 in 東栄

黒田ダム 「ダム友達」が来たので稲武の黒田ダムへ行く。大きいダムじゃないけど、普段使ってる電気のいくらかがここで作られてるはずで、一度あいさつしておきたかった。

山谷の宿(サンヤノドヤ)・後編

あかぎ荘 朝見つけた「限りなく廃墟に近い旅館」に泊まってみたかったが、この日はかなり冷え込み疲れてもいたので、駅に近い「あかぎ荘」にした。ここは一番良い部屋で1500円と安く、入り口からのぞくと奥まで様子が分かり、初めて泊まるドヤ(ヤドと呼べな…

山谷の宿(サンヤノドヤ)・前編

南千住駅の歩道橋をこえると 朝五時すぎに東京駅に着いて、そのまま「労働者の町」山谷地区へ向かった。田舎モノが、まだ暗く人気のないキップ売り場で路線図を見上げ「南千住」への乗換えを何度も確かめた。南千住駅を出てから、JRの高架をくぐるトンネル…

四国の深淵「林道・日の丸多美線」

「竜ヶ岳」のことを思い出したのは午後4時すぎで、「大歩危・小歩危」の西祖谷村の谷ぞこは深くすでに日は差さない。竜ヶ岳は「大歩危・小歩危」のある32号線から2本(2山)裏通りにある「東洋一の断崖」である。「東洋一・・」で検索すると日本に限って…

大杉

32号線を大豊インター手前の大杉町まで来たところで、実家に携帯を忘れたことに気づく。もったいないので名物の大杉を見てから戻ろう。「知られざる日本一」大杉町の大杉:周囲16.7m 樹高57m 樹齢3000年 高さ日本一は愛知県・鳳来寺の「傘杉」59.7m。人気で…

御岳登山記(8)

五の池 虫も多い。しかもブンブンうるさい種類の虫が多い。「高原のお花畑」という夢見がちなイメージも彼ら抜きには成立しない。と思えば耳になじむ。 継子岳へのガレキ道。写真には余分な迫力が出てしまって、実際はなだらかなハイキングコースだ。一番遠…

御岳登山記(7)・晴れる

快適な避難小屋だった。 真夜中の1時に強烈な便意で目が覚め、外に出ると相変わらずガスでライトを点けても白く雲って10メートルも先が見えない。おかげで裏にあった新築のトイレを見つけられず、大変難しい処理をせまられた。天気が回復したら早めに出発し…

御岳登山記(6)・疲れのレベル

「二の池」への下りが長く感じた。気温が上がってきたし、やはり疲れが出てきた。沼でのハプニングも影響しているはず。そこで、疲労感がどう変わっていくか意識して歩くことにする。以下テキトーに自己診断してみた。 最初のうちはマラソンと同じで単なる酸…

御岳登山記(5)・沼に沈む

「一の池」という火口跡の茶碗のフチを歩く。相変わらず視界は真っ白だ。風もなく、角のとがった石が積み重なった道を歩く自分の足音しか聞こえない。「三十六童子おはちめぐり」という場所で、道沿いの岩に人の形を彫ってある。こういう霊的な場所がスカッ…

御岳登山記(4)・携帯食考

昨日の夜遅く、アパートの隣人がバイト先でもらったという食パンとバナナ一房を持ってきてくれた。山に行く決心がつかない今日の昼まえ、冷蔵庫に入りきらないビッグサイズのバナナと食パン2斤をどう処理するか考えていた。置いといたら腐っちゃうしな。そ…

御岳登山記(3)・哄笑

濃いガスのせいで遠くは見えない。最高峰「剣が峰」までずっとそう。 大きな雪渓が残っている「大滝山頂」まで登りつめれば「剣が峰」までなだらかな尾根を登っていくだけだ。でも「なだらか」で特徴の無い地形は落とし穴で、道を見失う。斜面の雪渓の踏み跡…

御岳登山記(2)

山へ行ったのは数週間前のこと。戻ってからすぐに日記を書こうと思っていたけど、いつもの先送り体質に加えて書けない理由があった。標高2000メートル以上とか、ある程度の山に入るには暗黙のライセンスのようなものが必要で、それが無い人に山は危険すぎる…