2021-01-01から1年間の記事一覧
なぜ、介助者と当事者は「1対1」なのかを考える。入所施設や病院のような「多対多」はだめ、グループホームのような「支援者1に対して利用者複数」というのも管理的になるから良くない。やっぱり「1対1」が良いんだ。CILの本にも書いてある。そうい…
見つけたときはね、ついにやった!みな○ろしだ!と盛り上がったけど、みるみる気持ちが沈んでいった。おっさんの気力・体力は、気づかないうちに限界を超えてしまう。仲間のおじさんヘルパーたちの身体は大丈夫だろうか? 半農・半ヘルパーのS山さんから頂…
ある会議で「運転中の給付」の話題になった。今年の法改正で緩和されたそうだ。「運転中は介護できないから無報酬」という、頑なな厚労省に対しての運動が実った。ただし、原則「利用者所有の車」についてなので、身近な所では関係なさそうだ。それにしても…
自立生活している利用者さんの身内が亡くなって、本人は葬儀に出席するために実家へ。いつもは場面関係なく声が出て落ち着かない彼も、小さい従兄弟たちが走り回るなか、静かに待っていたという。家族から話を聞いた。「お兄ちゃん」として我慢したのかな、…
グッドライフ系列での「食事会補助」制度について。 「当事者含めて3人以上の食事会」には3千円の補助が出る。きっかけは、自立生活の知的当事者の人間関係の狭さだったという。介助者はいつも同じ顔ぶれで、場合によっては「通所先でも同じ人」ということも…
Tさんのお母さんとお会いしました。荒木、横田さん、末木さんと4人で、ゆっくり話すことができました。 「直接会って話したい」という意見は以前からあり、末木さんが何ヶ月も実現に向けて動いてくれました。折り悪く新型コロナの流行と重なってしまいました…
・・という「趣味」を見つけた。今月に入って、秩父の方の山の上の物件を見つけて、下見に内見と進んでいる。買わなくても、いろいろ想像していると楽しい。 景気のいい時代の別荘地で、今は崩れかけている空き家も多い。自分に手が届く安い物件なので問題も…
『支援のてまえで』に、たこの木の「追っかけ」という視点でコラムを書きました。今、たこの木に小さいけど変化が起きていて、「追っかけ」的に大変興味深い。続きを通信に載せるつもりでしたが、通信発行直前の岩橋さんの疲れた顔を見て今回は止めます。た…
自分と歳の近い利用者さんが「幼い女の子」が好きなんですね。おっさんなんですけどね。ローティーンアイドルの切り抜きをしたり、街なかのポスターを愛でたり。あまり性的な感じはなくて「自分を傷つけない存在」なのかな、などと分析してました。支援者ら…
先月のある日、昼のオンライン講演と、夜の会議、分野の違う集まりで同じキーワードを聞いた。『トラウマ・インフォームド・ケア』という。気に入って、それから見聞きするあらゆる現象に当てはめて遊んでいる。 「困難ケース」の「困難」の半分以上は、自分…
まず、人の脳で起きてることを素人が扱う危うさ。より良い「仮説」があるだけで、心はブラックボックスのままだ。 昔、ユングの本を友達に借りた。面白かった。きっと治療の効果は出たと思う。治療目的ならいいが「心を理解する」目的には使えない。何とでも…
河原さんの記事が面白かった。結論から書かせていただく。先輩Yさんが事務所の衛生と秩序を保つために立ち上がり腰の重い代表を追い込むのがいい。 多摩の丘の下った川べりに棲まう業界の「仙人」であっても、掃除の分野では勝ち目がない。その過程でYさんは…
自立生活の現場はコロナに強い気がする。クラスターが起きたとは聞かない。東京といえば日本一汚染された地域で、この実感であれば、自立生活は感染症に強いかもしれない。 ・・というのはウソです。なんとかバイアスだ。目立たないだけで発生しているかもし…