日記など 2002年から

福祉の話題が多いです。東京都の西部・多摩地区が行動範囲です。

難波・坊主バー

いま3:39AM。これだけ書いて寝よう。今はもう無い大阪難波の「坊主バー」という店の話です。一度行ったきりで潰れてしまったから、ほとんど何も知らない。とてもすばらしい所で、「続き」があってほしいと思うし、きっと何かの縁で、この先も話の続きがあると信じている。(夜中に書くと縁だのうさんくさい言葉が出がち)予告編として書いておく。同僚に坊さん崩れがいるし、行き慣れないバーで薦めてもらったウイスキーはどれもおいしかった(朝下痢してたけど)。きっと何か起こるよ。

3/27

2月に奈良に用事があった帰りに有名な障がい者施設に寄って本を買った。「ケアする人のケア」という魅力的なタイトルだった。薄い本だけど内容が濃くて進まない。3/27の夜中ふとんに入ってパラパラめくっていた。睡眠薬のように使っていた。それで、たまたま最後のほうにあった「坊主バー」オーナーの記事を読んだ。友人に「面白いところがある」とメールして寝た。

坊主バーでは、修行中にしろ僧侶がバーテンをしている。「坊さんが酒を出すコンセプトバー」ではなくて、本来寺が持っていた機能をいまの社会にアレンジした「寺」なんだ。

3/28 AM

3/28は休みで、休みの使い方が下手な自分は、寝坊してさっそく貴重な午前中を使い果たそうとしていた。打開策はなく、いつものようにパソコンを開く。坊主バーで検索したら、あったけど、今日が閉店日だと知った。

坊主バーVowsBar 総合サイト

「坊主バー」は大阪・アメリカ村で「ミナミの九龍城」とあだなされているほど、個性的なお店が揃っている古いビルの2階にあります。
本来、お寺は、いろんな人々が出入りして、語り合う、開放された場所でした。
そんなお寺がもっていた「すべての人が水平に出会える」場所を、「坊主バー」として都会の真ん中につくりました。

絶対行こう。大阪まで行くのは簡単だけど、帰りの終電がむずかしい。どうにか18時から21時半まで大阪に滞在することができた。

3/28 PM

「ミナミの九龍城」三つ寺ビルは強烈だった。早く着きすぎて客はぼく一人、だんだんに増えてきたけど、たった七席しかないから、椅子もどかして立飲みになった。最後だからと古くからの常連さんたちが次々に来る。酔っぱらってよく覚えてないけど色々話をした。代表の清さんも遠くから来たということでお話ししてくれた。

21時15分に店を出て、ついさっき持ち込みしたたこ焼き屋に寄った。あんなうまいたこ焼きは初めて食べた。お土産に持って帰ろう。ぼくの話だけでは伝わらない奴らに、食欲をつかってありがたみを分からせないとならない。一泊してもきっとうまいに違いない。でも少し待つらしい。帰れなくて出勤できないんじゃ話も聞いてもらえない。残念。

21時半のアーバンライナーに乗り、23時51分に名古屋に着く。23時57分の藤が丘行きに乗り、伏見発24時05分の赤池行き終電に乗る。一時すぎに家についた。