日記など 2002年から

福祉の話題が多いです。東京都の西部・多摩地区が行動範囲です。

I love TOYA 原ちゃん 編

早朝の散歩に出て、眺めのいいところで同僚にメールする。 タイトル:有珠山の火口にいます。 本文:立ち入り禁止の所を早朝から登って来たら、下の所で工事が始まってしまった。どうしよう。怒られる。 休み明けに職場に行ったら話題になっていた。もう32で…

I love TOYA タマちゃん 編

これは「有くん火口」と呼ばれてるらしい。10年前は非常事態のまっただ中だから近づくことは許されなかった。今でも火口の下では巨大なダムを作って、忌まわしい火山と戦おうとしている。被災地区の見学コースは、一歩外れると「危険なので立ち入り禁止」の…

あのころは(直島1)

家族旅行で瀬戸内の直島へ出かけた。これが予想以上にすばらしかった。荒木家の2010年7月は、ひと通り波が去り、平穏無事で皆健康です。問題は「子ふたりは結婚できるのか」ということだけ。一家の最良の日々。1日目は雨の予報が、島に渡るころには晴れてき…

風の盆

知り合いの留学生に久しぶりに会って「休みは何してるの?」と聞いたら、同じことを聞き返された。そういえば、自分が一番聞かれたくない質問だった。「パソコンやったり・・」すぐ詰まる。印象が暗いので「ブログ書いてるよ」と付け足した。見たけど、文字…

伊予旅8・学歴さんと報奨さん

旅の終わり。駅前の居酒屋で一杯飲んで夜行バスに乗る。おっさんの行動パターンだ。ぼくは飲む前に風呂に入りたい。ここは松山。道後温泉本館→居酒屋→夜行バスで前のイスに足を投げ出して寝る、というオヤジコンボを使う。前がいない席にそっと移動する。正…

伊予旅9・お礼参り

じつは温泉→居酒屋の前に「思い出」も通ってきた。この日は老人向けのツアープランになった。人形劇師に「母校を訪ねるか、素通りするか迷っている」と話したら、校舎が見えるところまで車で送ってくれた。6年住んだ寮を見にいく。寮母さんは、評判の悪いぼ…

伊予旅6「池さん」

寝ていると雨が降り出した。ひさしの下にも少し雨が吹き込む。移動しようか迷ったが、半回転寝返りしたら濡れなかったので、そのまま寝た。朝は快晴のなか、しまなみ最長の来島大橋を渡る。伊予小松駅近くに「池さん」という素敵なデイサービスがある。急に…

伊予旅7「人形劇や ぷか」

こっちはしっかり宣伝しなきゃいけない。小学校の同級生が砥部町で人形劇師をやっている。のうのうと暮らしているサラリーマンが、池さんの大ちゃんの決心に心打たれる。ちょっと落ち込む。でも、こちらはもっと劇的だ。偉大な人形劇師の後を継いだわけだが…

伊予旅2・バスとふね

バスに乗っている。3つめの生口島では、島内バスが「フリー走行」といって希望地で降りることができる。「橋の歩行者入り口まで行けますか?」と聞くと「やってみましょう」と心強い答え。「レモン谷」という看板の下で下ろされる。歩きに来たのにさっそく…

伊予旅3・大山祇(ずみ)神社

大三島に入るとおじさんが話しかけてきた。途中略しながらまとめてみる。わしは前フットワークに勤めていてな、その前はあれをしてこれをして、今は労災もらって休んでる。仕事中にどこそこを車で走っていて事故にあった。「ぼくも指を怪我して初めて労災使…

伊予旅4・一人角力(ずもう)

きれいな動画をありがとうございます。行事役がすばらしい。名コンビだと思っていたら

伊予旅5・夜の海岸

最後の大島に渡ると日が暮れた。もうあまり歩けそうにない。海沿いに数キロ歩き、山に入って数キロ歩くと公営の公園がある。そこで泊まろう。尾道の海は名残惜しかった。海沿いの道は似た地形だから楽しめるはずだ。向こう岸が見えて、船が行き来する。適度…

伊予旅1・しまなみ海道

海の道。本当に歩いて渡れるのか最後まで確かめなかった。旧暦5月5日に大三島で祭りがある。新暦では、今年は28日ということは調べた。でも平日のその日に本当にやるのか、問い合わせていない。幅50キロの瀬戸内海を歩いて渡れるらしい。いつかきっと…

裸眼ツアー

22日に職場の宴会があり、家に帰ったらメガネがなくなっていた。すぐに寝て、翌朝二日酔いで、学生のころバイトの先輩に連れていかれた釣り船から10年ぶりに、胆汁が出るまで吐いた。モウロウとしながらも、適当に触診し肝臓あたりが熱を持っているので…

ひとり相撲

休日の昨日は、ブログを書いて、書いている途中で思いついた旅の計画を練りながら、洗濯して掃除しているうちに眠くなって、布団のなかで最後のデコポンを食べながら本を読もうとしたところで寝て、終わる。風呂、入ったっけ?はだか祭りは、「何か供えて待…

稲沢の夜

午前2時に出かけて朝7時に帰宅する人は魚市場くらいかな。もしかして睡眠不足の日の朝は、無意識にどこかに出かけているのかも知れない。「懐かしい友人に会う夢を見た」本当に会っていたり。「マニアだけに機械に埋もれて生活していた。夢だけにありえな…

首おじさん

別名『のどぼとけが大きい男』伊勢まいりで身を清めたはずが、鳥羽でよからぬものを拾ってしまった。マコンデ美術館のおみやげコーナーは全体的に不調で(いいものは高すぎるし安いのは安っぽい)、絵はがきを3枚持ってレジに行くところだった。陳列棚のは…

マコンデ美術館

ずっと行きたかった鳥羽のƒ}ƒRƒ“ƒf”üpŠÙへ。やっと来ました。ホテルや観光地にあるチラシの作品は強烈すぎて、これまでは勇気が出なかったし、そのときの連れを説得できなかった。日本一の観光地・伊勢に呼び寄せられる秘宝館(それに準ずる怪しい施設)は…

瀧原宮

伊勢参りは毎年家族のだれかが行く。今年はひさしぶりに全員で行った。赤福本店の店内で食べた。赤福餅づくりの作業は若い女性がやっていてイメージ通りだった。毛むくじゃらのおっさんが、汗をかきかき、すごいスピードで餅を並べる図も、期待を裏切って面…

掛川城

東海の旅。1日目。夜に磐田スタジアム近くで待ち合わせ。磐田ICを降りてから道に迷う。「スタジアムね、だいたい分かるよ」と安請け負いしたのに、遠く海まで行ってしまった。豊田市民にとってスタジアムとは、10キロ先から見える自己主張の強いモノです…

阿蘇

今日で年末の連休はおわり。家族旅行で熊本へ行った。熊本・菊池に荒木家の墓がある。帰る日。早起きして阿蘇山を経由して帰る。最後に温泉に入ろうと探して回った。『湯巡追荘〜ゆめおいそう〜』という温泉旅館は、朝9時から駐車場がいっぱいで、ロビーは…

東京タワー

職場の旅行でディズニーランドへ。初めて行った。ミッキーの誕生日とかですごい人。日が暮れて、城は素晴らしいイルミネーションに包まれる。その真下でクリスマスショーがある。予約しに抽選場に行く。あそこは見なけりゃよかった。

またまた沖縄

沖縄で「民泊」についてよく聞いた。「観光」旅行ではなく、一般の家庭に泊まって土地に根ざした暮らしを体験する。大人気だそうだ。問題児が一泊で更生するという伝説もあったり。今回の2泊は民泊のようなものだった。どんなに金と時間をかけても見られな…

沖縄 読谷村・伊江島

8月に沖縄にいった。『人に出会う』というタイトルの勉強会に出た。その報告をのせます。いいかげんなので直す予定。日記と外向きの文章に違いをつけられないのはなぜ?忘れえぬ伊江島と見知らぬおじさん。旅を象徴する一枚だ。 報告「人に出会う、歴史に出…

フリーターの休日

白骨温泉の古びた浴場の屋根。「入浴剤事件」のすぐあと。黒部ダムの帰りに何も知らずに寄った。笑える写真がないか探したけどなかった。こうして休日は終わる。黒部ダム旅行はフリーターふたりで出かけダム湖のフローター(浮遊ゴミ)に共感し、上高地への…

松代 パート2

信州松代はいいところ。前回危なかったおばあさん(id:Araki:20080430)の四十九日法要のため出かける。朝6時。親族が泊るダイワロイヤルホテルを抜け出し朝の散歩にいく。一陽館のオババの話では、ロイヤルの温泉は元々松代の他の温泉と同じ濃厚な色をして…

風の盆

遅れても去年は待ってくれた。今年は朝5時に着いてたぶん最後の三味線を聴いた。入り口の町区で、ジャンジャンジャン、というワンフレーズを聴いてすべてが終わった。日が昇ると魔法が解けたようにふだんの町に戻っていく。車で寝る。愛用のエアマット再び…

槍ヶ岳

20日間あちこち行った。長野2泊、長野2泊、沖縄2泊、富山0泊3日。遊びまくったけど疲れてない。費用は1万、2万、9万、1万5千、合計14万円なり。同僚の180万円の衝動買いホンダよりはいいと思う。遊んだけど、後ろめたくない程度に研修的な要素を入れた…

東京二日目・後編

浅草 知り合いと会って「どじょう」を食べる。「店は適当に歩いて決めましょう」と話した、その場所にあった。古い店らしい。大広間に低い机が並んでいた。板か机かという低さだ。畳が好きで、和室の良さは物も人も畳に引き寄せられている感覚が良いと思う。…

東京二日目・前編

お台場 これが民主主義か。福祉の話ではない気がする。先のピープルファーストは権利擁護団体である。厚労相から来た牧野さんへ各地域ブロックから意見を言う。意見を言う?近い表現にしよう。ぶつける、吐き出す、食ってかかる。最後の小田島さんは激しかっ…