「一の池」という火口跡の茶碗のフチを歩く。相変わらず視界は真っ白だ。風もなく、角のとがった石が積み重なった道を歩く自分の足音しか聞こえない。「三十六童子おはちめぐり」という場所で、道沿いの岩に人の形を彫ってある。こういう霊的な場所がスカッ…
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