日記など 2002年から

福祉の話題が多いです。東京都の西部・多摩地区が行動範囲です。

2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

御岳登山記(8)

五の池 虫も多い。しかもブンブンうるさい種類の虫が多い。「高原のお花畑」という夢見がちなイメージも彼ら抜きには成立しない。と思えば耳になじむ。 継子岳へのガレキ道。写真には余分な迫力が出てしまって、実際はなだらかなハイキングコースだ。一番遠…

台風6号、ナイスな虹をのこし去る。

部屋より 家の裏の道より 「Autostich」という画像合成ソフトを使いました。下段の虹がゆがんでいるのは元の写真がヘボだからです。しかし、空の写真を合成するなんてたいしたもの、賢いソフトだ。

『鋼製ゲート百選』

【楽天ブックスならいつでも送料無料】鋼製ゲ-ト百選 [ 水門の風土工学研究委員会 ]ジャンル: 本・雑誌・コミック > 科学・医学・技術 > 工学 > 建設工学ショップ: 楽天ブックス価格: 5,184円楽天で詳細を見る「鋼製ゲート」とは要するに「水門」のことだ。…

『高熱隧道 』

高熱隧道 (新潮文庫)作者: 吉村昭出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1975/07/29メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 40回この商品を含むブログ (41件) を見る黒四ダムに向かう扇沢駅売店にて購入。 映画化された「黒部の太陽」の文庫本もあり一冊を選ぶのに悩ん…

御岳登山記(7)・晴れる

快適な避難小屋だった。 真夜中の1時に強烈な便意で目が覚め、外に出ると相変わらずガスでライトを点けても白く雲って10メートルも先が見えない。おかげで裏にあった新築のトイレを見つけられず、大変難しい処理をせまられた。天気が回復したら早めに出発し…

御岳登山記(6)・疲れのレベル

「二の池」への下りが長く感じた。気温が上がってきたし、やはり疲れが出てきた。沼でのハプニングも影響しているはず。そこで、疲労感がどう変わっていくか意識して歩くことにする。以下テキトーに自己診断してみた。 最初のうちはマラソンと同じで単なる酸…

御岳登山記(5)・沼に沈む

「一の池」という火口跡の茶碗のフチを歩く。相変わらず視界は真っ白だ。風もなく、角のとがった石が積み重なった道を歩く自分の足音しか聞こえない。「三十六童子おはちめぐり」という場所で、道沿いの岩に人の形を彫ってある。こういう霊的な場所がスカッ…

御岳登山記(4)・携帯食考

昨日の夜遅く、アパートの隣人がバイト先でもらったという食パンとバナナ一房を持ってきてくれた。山に行く決心がつかない今日の昼まえ、冷蔵庫に入りきらないビッグサイズのバナナと食パン2斤をどう処理するか考えていた。置いといたら腐っちゃうしな。そ…

御岳登山記(3)・哄笑

濃いガスのせいで遠くは見えない。最高峰「剣が峰」までずっとそう。 大きな雪渓が残っている「大滝山頂」まで登りつめれば「剣が峰」までなだらかな尾根を登っていくだけだ。でも「なだらか」で特徴の無い地形は落とし穴で、道を見失う。斜面の雪渓の踏み跡…

御岳登山記(2)

山へ行ったのは数週間前のこと。戻ってからすぐに日記を書こうと思っていたけど、いつもの先送り体質に加えて書けない理由があった。標高2000メートル以上とか、ある程度の山に入るには暗黙のライセンスのようなものが必要で、それが無い人に山は危険すぎる…