日記など 2002年から

福祉の話題が多いです。東京都の西部・多摩地区が行動範囲です。

座喜味城(ざきみぐすく)

沖縄での第2回「人と出会う」セミナーの報告、と言うには断片的なので、感想。大型の電動車いすは、充電なしで一日行動するためバッテリーが大きく、100キロ近い重量になる。少しの段差でも、機械が越えられないなら無理はしないこと。これまで関わった…

京都

高速バスを使って京都へ行く。往復4千円ちょっとで、安くて便利だけど時間がかかる。さらに渋滞で遅れた。RX組のセミナーに見にいった。朝5時半に起きたのに10時半に着いた。最初のセッションが終わったところだった。浪曲が好きになって、いつか生で見…

仙人カレー

「豊田の仙人」は健在です。台所に竹筒が置かれています。厳重に貼られているガムテープがとても怪しいです。中身はカレーです。仙人のところで、朝食のカレーが余ったので「折り」にしてもらいました。(「ドラえもん」で、大きな木の実を開けると、カレー…

伊予旅6「池さん」

寝ていると雨が降り出した。ひさしの下にも少し雨が吹き込む。移動しようか迷ったが、半回転寝返りしたら濡れなかったので、そのまま寝た。朝は快晴のなか、しまなみ最長の来島大橋を渡る。伊予小松駅近くに「池さん」という素敵なデイサービスがある。急に…

さよならメガワールド

2泊のメガネなし旅で変わったこと。小学校の3年からメガネをかけている。空気のようだし、体の一部のようにも感じる。無くすことなんてなかった。3連休かと思っていたら翌月頭の休みも足して4連休だと気づいた。友達のいるアメリカに行こうと思い立った…

選挙

3人で出かけた。名古屋に向かう電車の中で。たまにヘルパーをやる2人と、たまにヘルパーを使うのが1人。名古屋市長選挙のポスターを見て「選挙って困るんだよね−。誰の名前を書けばいいか分かんない。ヘルパーさんは教えてくれないんだよー。なんで?」と…

迷惑な休日

高知へ。帰省は半年ぶりくらい。帰るたび新しい一面を発見する。高知は面白い。 桟橋大橋の渋滞中に撮った。「麺の夜明け」みんな龍馬が大好き。「高知へ帰ったんだ!」と実感する瞬間です。 イングリッシュガーデンハウス 地元では有名なバラの庭園のなかの…

アメニティ・ネットワーク・フォーラム3報告3

「WEコラボ」というのは福祉Welfareと教育Educationの連携のことです。今回のフォーラムの柱のひとつです。3つに分かれた2日目の分科会のなかで一番長い、8時から夜7時まで続いた「発達障害の豊かな世界」セッションは聞きごたえのあるものでした。 内山…

アメニティ・ネットワーク・フォーラム3報告2

企画者の北岡さんは、著書で「人を呼べるプログラムは『時代の1歩先』を感じられるもの」だと書いています。制度をどう変えるか、という「現状の改善」の話は『半歩横』だといいます。(『僕らは語りあった−障害福祉の未来を』ぶどう社)「支援法見直しにつ…

アメニティ・ネットワーク・フォーラム3報告1

滋賀は大津での「アメニティ・ネットワーク・フォーラム」に出た。いい集まりだったなー。職場への報告用に書きはじめる。帰りの名阪、朝5時。9時から仕事だ。初日は12時に始まり翌1時まで。2日目は8時に始まって翌2時に終った。学校嫌いが成長した…

稲沢の夜

午前2時に出かけて朝7時に帰宅する人は魚市場くらいかな。もしかして睡眠不足の日の朝は、無意識にどこかに出かけているのかも知れない。「懐かしい友人に会う夢を見た」本当に会っていたり。「マニアだけに機械に埋もれて生活していた。夢だけにありえな…

東ティモール

「東ティモール」を10日間旅行した話を聞いた。長く支援活動をしている娘さんを訪ねて行った。ある年代以上の人は、同じアジアといっても赤道をこえたオーストラリアの隣の国にいて、懐かしさを感じる。時間がゆっくり流れて、昼の仕事が終わるとみなが集…

くらしささえあい いっぽ

浜松のNPO「いっぽ」さんを訪ねる。ブログが存在しません - はまぞう勉強しにいくとか交流しにいく、ではなく、この日は豊田に一分と居たくなかった。職場の利用者になぐさめてもらおうと電話したら「じゃあ浜松に行こうよ」という。それがいい、どこでもい…

愛光園レポート

まえに日記に書いた(id:Araki:20080422:1208917197)知多の愛光園が移転したので見にいく。だれか連れて行こうと、数少ない先輩風を吹かせられる後輩に声をかけた。勤務と力関係から職員には声もかけられず、連絡できたのは、その日の夕方出勤するバイトく…

掛川城

東海の旅。1日目。夜に磐田スタジアム近くで待ち合わせ。磐田ICを降りてから道に迷う。「スタジアムね、だいたい分かるよ」と安請け負いしたのに、遠く海まで行ってしまった。豊田市民にとってスタジアムとは、10キロ先から見える自己主張の強いモノです…

福祉的に『トムは・・』

『トムは真夜中の庭で』について内容をぼかしすぎたので反省。「時間旅行のファンタジー小説」という紹介よりも深い内容がある、人の人生についての何か、と言いたげで終わらせてしまった。数日おいて頭がはっきりしてくる。考えていたのは、トムは良き「介…

かぎ

年末に両親と熊本で集まった。家族そろってユニクロに行った。今着ているライトグリーンのセーターは親父が選んでくれた。下着とズボンだけ自分で。のこりは母親が選んだ。というか頼んだ。衣類に興味がない。高校生くらいのときは、ファッションが分からな…

『母よ!殺すな』

「過激な自己主張」と聞いて「青い芝の会」のことを思い出す。「愛と正義を否定する」青い芝の会だ。斬新に見える『おそいひと』のテーマもかつての運動のオマージュに感じた。(でも一般向けの娯楽作品として作ったのがすごい)いまは良くも悪くも伝説にな…

『おそいひと』

「おそいひと、という映画を探してます。ひらがなで、おそいひと、です。ないですか、おかしいなー」先月の大阪からの帰り、名古屋駅と栄の大きなレコード店で聞いて回った。携帯で探してDVDが出ていると勘違いしていた。どうにかして早く観たい映画です。『…

またまた沖縄

沖縄で「民泊」についてよく聞いた。「観光」旅行ではなく、一般の家庭に泊まって土地に根ざした暮らしを体験する。大人気だそうだ。問題児が一泊で更生するという伝説もあったり。今回の2泊は民泊のようなものだった。どんなに金と時間をかけても見られな…

『ふるさとをください』

30周年記念映画 ふるさとをくださいのページ (きょうされんの映画ページ)いい映画を観た。30過ぎたら、ハッピーエンドならなんでも良いらしい。なんか心配だ。少しディティールがしっかりしてて、セリフが嘘っぽくなければ言うことない。福祉の啓蒙映画…

東栄町へ

足助の信号待ちでシャッターを切る。「信号待ちとかで、何も考えず撮ると案外いいことがある」と後ろの友人にえらそうなことを言った。露出もいいかげんな一枚が、不思議な光の写真になった。狙って撮るとだいたい駄目だけど。足助の町はいつ来ても良い。

「救急車呼ぶのも○○」

ピープルファーストの「ミニミニ大会」に出るため名古屋へ。今年は全国大会が東京であった。その東海地区版です。○○の中は「仕事」、つまり「病気ではないけど、調子を崩して救急車を呼び、騒ぎをおこす」のも仕事だということ。「安易な救急車利用はNG」…

実験2つ

老人介護で泥臭くも暖かい発言を続ける三好春樹さんが雑誌「ブリコラージュ」で書いていた話。引用したかったけど見つからなかった。 「人は動くことで自分の世界を作っている」演劇を仕事にしている人がいて、奥さんが片マヒになって家事などを時間をかけて…

沖縄 読谷村・伊江島

8月に沖縄にいった。『人に出会う』というタイトルの勉強会に出た。その報告をのせます。いいかげんなので直す予定。日記と外向きの文章に違いをつけられないのはなぜ?忘れえぬ伊江島と見知らぬおじさん。旅を象徴する一枚だ。 報告「人に出会う、歴史に出…

バブル将軍

ファイルの整理中に見つけた写真を紹介。春に車イスの友人とコンサートを見に国際会議場へ行った。住んでいる施設に早く帰らないとならない。福祉関係の人は「やっぱり施設はひどいところだ」と言いそう。ただ到着予定時刻は24時だ。戻ってから30分くらい介…

『逆光の中の障害者たち』 1982

ロックマニアの先生のところへ遊びに行った。「なにか面白い本ありますか」と聞いてみると、本棚の一般書→趣味のコーナーから「ロック大教典」を指さし「これこれ、読んでみなよ。ぜんぜん面白くないから。ヒャハハ」。音楽雑誌の「ロッキングオン」のライタ…

風の盆

遅れても去年は待ってくれた。今年は朝5時に着いてたぶん最後の三味線を聴いた。入り口の町区で、ジャンジャンジャン、というワンフレーズを聴いてすべてが終わった。日が昇ると魔法が解けたようにふだんの町に戻っていく。車で寝る。愛用のエアマット再び…

東京二日目・前編

お台場 これが民主主義か。福祉の話ではない気がする。先のピープルファーストは権利擁護団体である。厚労相から来た牧野さんへ各地域ブロックから意見を言う。意見を言う?近い表現にしよう。ぶつける、吐き出す、食ってかかる。最後の小田島さんは激しかっ…

沢田マンション

伝説の沢田マンションに一泊した。(ウィークリーマンションもやっている)ついさっきチェックアウトしたばかり。と言っても管理人の説明通り「部屋のなかにカギをおいて好きに出ていって」しまえばいい。ぼくの日記は書きかけだらけで読みにくい。印象が強…