京都

高速バスを使って京都へ行く。往復４千円ちょっとで、安くて便利だけど時間がかかる。さらに渋滞で遅れた。

RX組のセミナーに見にいった。朝５時半に起きたのに１０時半に着いた。最初のセッションが終わったところだった。

浪曲が好きになって、いつか生で見たいと思っていた。高口さんは浪曲師のようだった。次郎長伝・森の石松「三十石船」そのものだった。「神田の生まれよ・・」「そーぉだったねぇ！」笑いあり涙あり。浪曲には、セリフをしゃべる「タンカ」と、ナレーション的なメロディアスな「フシ」がある。横木さんのラップはフシになるかな。

仕事しないのにヨソばかり行って、と言われる。その通り。今回は勉強より余暇１００％だった。３千円で５時間楽しんで勉強にもなれば、映画とかよりよっぽどいい。

帰りに、向かいのホールで地元の若手芸術家の作品展とオークションをやっていた。気分いいついでに、気に入った変なオブジェに入札してしまった。結果は後日連絡らしいが、後ですごく後悔しそう。

九条あたりで電車を降り、京都駅まで歩く。バスの発車時刻まで１時間しかない。走って走って、どうしても、前回素通りしたお好み焼き屋に行きたい。６月に九条を歩き、案内してくれた人が「このあたりにはお好み焼き屋が多くて、どこもうまい」と教えてくれた。うまそうなソースの匂いが漂ってきたが、別に食事の予定がありお預けとなった。

京都と奈良の被差別部落を訪ねる旅だった。奈良の水平社博物館。京都は、ここ崇仁地区を歩く。（つづく）