日記など 2002年から

福祉の話題が多いです。東京都の西部・多摩地区が行動範囲です。

猿投温泉から「新年おめでとう」

大晦日は、職場で年越しうどんを打った。あんがい簡単だった。写真のとおり、見た目も味も悪かった。

薄く延ばすのをすぐ諦めたり、正確な幅で切るのもめんどうになった。作った人の性格が麺に出るのでおもしろい。好きになりそうだ。元旦は、家に帰ってyoutubeで「手打ちうどんの作り方」の動画をずっと見ていた。笑うくらい大量の「手打ち動画」がある。ほとんどノーカット完全版なので、延ばしはずっと延ばしている。麺切りはずっと切っている。編集しろよ。

年越しらしいことをしよう。帰りに猿投神社へ寄る。23時だと初詣にならないし屋台も準備中で、なにも始まっていない。もの足りず、恒例の鈴ヶ滝湖へ。池を見ながら食べようと職場から持ってきたミカンをポケットに入れて、駐車場から500メートル歩くと着く。今日はどんな体験が待っているのか。期待に満ちた500メートルだ。

同時に、さすがにもう飽きるだろう、とも思っている。今年は雪正月で寒い。上に出て風がピューと吹けば、池までおりずに帰るかも知れない。

期待に応えて、すばらしい山と水の感じだった。やってくれるな雪。どんなすごい世界遺産でも、あたり一面が良ければだんだん薄まる。ここは登り始めてからの200メートルが重要だ。落差の感動と、暗順応に必要な時間のバランスは150メートルでも500メートルでも多分ダメ。ミカンを食べることも忘れていた。

『トムは真夜中の庭で』 - http://d.hatena.ne.jp/Araki/