日記など 2002年から

福祉の話題が多いです。東京都の西部・多摩地区が行動範囲です。

いもりにもし生まれ変わったら


『城の崎にて』たまには小説『いもりにもし生まれ変わったら自分はどうするだろう、そんな事を考えた。そのころいもりを見るとそれが思い浮かぶので、いもりを見る事をきらった。しかしもうそんな事を考えなくなっていた。』・・保護者Mさんの詩的な帰省日誌に似てると思った。

Y(息子)が焼き魚のおかわりを欲しがった。私は悩んだ。これ以上はきっと下痢をするだろう。しかし私は魚を焼いた。Yは魚が好物だ。Yはうれしそうに食べた。・・みたいな。淡々と、でも何十年つづけて膨大になってる。支援員の楽しみでもある。

最近の保護者とのトラブルについて「サービス側の落ち度」という話があった。本当に少しずつでも進んでる気がする。いい方にとれば。よその施設に物を届ける。きれいな建物で職員の対応もいい・・でもこれを目指してどうなる?空しい生活と空しい仕事を作るだけ。いろんな誤解で成り立っているこの仕事

写真は早朝の当直室で、記録をうってイスで後ろに伸びをしたら空が見えた。・・というエピソードを付けたら意味不明な写真も見られるようになる実験。なら逆さにすればいいか。