漁師コンプレックス

昔は自転車で旅行によく行ったけど体力がないので海岸沿いを走ることが多かった。銭湯に入ると、赤黒く日焼けした強そうな男たちが必ずいて、たぶん海の男で、比べると貧弱すぎる自分が情けなかった。

奈半利の二十三士温泉に行く。ヌメリまくりの良い湯質です。今の仕事は一部肉体労働みたいなもん。もう克服したつもりで入場し掛け湯する。後ろの赤黒い大男が掛け湯を始める。肩から３回、それじゃ掛け湯の意味ないぜ、でも豪快で様になってる。隣の風呂に片足を入れて、背中から「湯」に倒れこんだ。

うわ冷た！水風呂だ。この真冬に、風呂に来ていきなり水風呂にダイビングなんて、どんな豪傑だ。こいつらには一生かなわない、と独りしょげていて、気を取りなおしてサウナに行く。そうか、おっさんはサウナ後の水風呂だったんだ。赤いのはサウナが熱かったのか！復活。

昨夜の酔ってつぶやいたのを読みなおす。皆さん年末の大掃除もかねて「フィード購読解除」されても文句は言えないなー。今から子どものころ住んだ町を訪ねます。５年ぶりくらい。新年にはもう少し面白い記事を書きます。