日記など 2002年から

福祉の話題が多いです。東京都の西部・多摩地区が行動範囲です。

9月の北海道

困った時の写真日記。9月の北海道家族旅行の。何があったわけでもないけど、面白い旅だった。


上野からスカイツリーまで歩く。一時間歩く。だんだん大きくなってくる。重機の運転手さんは30分このまま座っていた。さぼってるわけじゃないだろうけど、見物客が多いので気の毒だと思った。

モエレ沼公園。犬島の石が使われているということで知っていた。そうでもなければ来ないようなところだけど、なかなか良かった。広いのでレンタル自転車で移動する。たしか球技はダメだけど、山に登ったり走ったりして、思い思いに遊んでる人がいる。

利用規定をくぐり抜けて、パラグライダーで遊ぶおじさんもいる。ここから飛ぶのではないようだ。サーフィンの練習みたいに飛ぶ寸前のバランスを練習してるのかな。このあと地面に崩れ落ちます。

右の階段に犬島の花崗岩が使われている。ここは何でもスケールが大きすぎて撮りづらい。「名子役」が走ってきたのでシャッターを切ったけど、あまり近いと変態みたいなのでここまでにした。

個人的には、もっと大々的に花崗岩を使うんだと思ってた。犬島の本を書いた在本さんも訪れたみたいだけど、そんなことは言わないだろうけど「こんだけなの?」と思ったかな。このために瀬戸内から北海道まで石を運んだのか。それを言うなら、下の安田さんの彫刻はイタリアから運んできた。彫刻の世界は「巨人の国」の話みたいだ。

「海の噴水」はすごい。1日に4,5回しかやらないのが良いと思った。いつかフルバージョンを観に来たい。

ここにも名子役が。子供を使うのはずるい気もする。


安田侃さんのアートサイト「アルテピアッツア美唄」ぼくの希望で来たのに、電話がかかってきて滞在時間の半分くらい電話していた。それでもどうにかして楽しもうとしている。炭鉱のことは後で知った。また来ないといけないな。びばい、と読む。いい名前。


羊蹄山から洞爺湖の方へ走る。

ぼくの希望で室蘭の「地球岬」に来てみたけど残念な結果だった。自転車旅行のときは寄れなかった。遠回りする余裕がなかった。手前が母です。正面より、こういう後ろ姿のほうが「息子のイメージにある母」だと思った。

登別温泉発祥の老舗で巨大な旅館「第一滝本館」は、巨大な「施設」でもいい感じに出来るんだと感心した。宿泊客むけの余興は和太鼓で、この日は旅館スタッフのチームだった。頑固そうな爺さんの大太鼓が後ろで、サイドはがっちりとした男二人で、若い女性が真ん中で。男二人は双子の兄弟だって。誰がプロデュースしたんだ。

登別温泉の裏山にある湖は、地図で見るとほぼ完全な円形の火口湖で、奇跡的に観光化されてない。湖畔に降りる道は崩落で通れず、離れた展望台から見る。日本人の遺伝子なのか、わずかに湖面が見えると「拝みたい」衝動が湧いてきた。