ガタカ
食わず嫌いのイーサン・ホークとジュード・ロウ。男性はだいたいそうだと思うけど、こんなフェロモン出すぎはジャケットでも顔見たくない。映画なんか観てやるものかと思っていた。片方でも出ていたら。
ツタヤのおすすめコーナーに『ガタカ』があって、2人とも出ていて表紙も解説もつまらなそうだけど、おすすめは割と信用できたし安かったし、昔よく聴いたマイケル・ナイマンが音楽だというので借りた。どうせ最後まで観ないだろう。
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結果として2人とも好きになった。ジュード・ロウは最後まで隙がなく、渋い、惚れそうになった。そういえば『A.I』でも面白いことやっていたな。役者は何でもできるんだな。allcinemaとかで、設定や小道具のアラを指摘されてたけど、あれは役者を引き立てるためわざとやっているのじゃないか。
ユマ・サーマンも、まあまあそれなりに。余計な説明をせず、車のドア越しに再会するシーンは気に入った。
最後のシーン、タイタン行きのロケットにスーツで乗り込む、最大のつっこみ所の前で、抜き打ちのDNA検査がある。一瞬「よかったなァー」と思ったけど、検査官があんなことしたら作品の大前提が崩れないかな。あのシステムは非情で容赦ない、となっていないと。弟くんが、数十年前と同じように溺れる芸の代わりに、兄貴を認める気の利いたことを言ってくれたら。
見終わって、良いと思ったのに、反射的にallcinemaとかで一般的な評価を確認していた。情けない。そもそもツタヤが奨めていなければ観なかった。謙虚にいこう。
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かなり勇気を出して借りた恋愛映画「ビフォア・サンライズ」にイーサン・ホークが出ている。これもツタヤでおすすめだった。期限がきて途中で返してしまった。この食わず嫌いも直していこうか。続編「ビフォア・サンセット」もあるらしいので、また借りてみるか。