日記など 2002年から

福祉の話題が多いです。東京都の西部・多摩地区が行動範囲です。

セパルトゥラ

朝方職場で走りまわっていたら足をぶつけた。そのあと通院の付き添いに行く。だんだん痛みだして、整形外科のロビーでは足を引きずる。ロビーの大量の雑誌を見つけてはしゃいでいるO氏より、自分の方が患者らしい。

夕方からのヘルパーは悲惨だった。「こんなヘルパーを派遣してる所はダメだ」という非難はそのとおり。大丈夫だと思って、少し横になって起きたら歩けないくらいになっている。車に乗ってる間はいい。珍しく10分くらい余裕をもって着いたのに、駐車場からマンションの部屋にたどり着くころにはぎりぎりの時間になっていた。

今日の相手は容赦してくれそうにない。笑顔で腕を持って引きずられていく。いちおう安全面は気をつけましたよ。痛む左足の甲は、歩くたびに中身が崩れていくようだ。痛みの奥で、切れたか伸びた何かがプラプラ揺れてるのが分かる。
いつものように90分歩いたらショックで失神しそうだ。ずっと笑っていた。歩くと痛いけど、自分の意志で歩いてる。笑わずにいられない。広いところで好きに遊んでもらう。ダメヘルパーはベンチに座って眺めていた。植え込みの葉っぱをちぎりまくったり、側溝を埋めようとしたり色々とやっているが、口を出さない。気が変わっても、こっちがついて行けないから。

いちおうヘルパーなんで放心状態ばかりではいけない。届く範囲で埋まった溝を掘ったり、ほぼ聞いていない歌をうたったり。アンパンマンは自分に向けて歌っていた。「たとえ 足の傷がい−たんでも〜」

この少年とは、相性悪いことが続いていた。今回は良かった。最後まで機嫌よい。指図しない弱々しいヘルパーだし、道順の心配もなくひとつの場所で遊べたし。元気だと、思っていてもなかなかできない。言い訳っぽいけど。

帰りの車に乗るけど開放感がない。痛みに耐えすぎて頭痛がしてくる。信号待ちのたびにCDを入れ替える。爽やかな感じで癒しのある音楽はなかったかな。CDケースもブックレットも捨ててディスクだけ、100枚入るケースに整理した。そのうち1つが車にある。

ルーツ

ルーツ

浪人してるとき買ったCD。いまは無き北予備で、ハードロック好きな上ちゃんが教えてくれた。どうその気にさせられたのか。買ったけど、1回くらいしか聞いてない。このCDは少し違うけど、もともとデスメタルバンドだった。表紙で感じるべきだった。上ちゃん、これは無理だわ。

14年ぶりに聞いたら最高に良い。爆音でかけて、爽やかでも癒しでもないけどパワーがわいてくる。激しめバンドでも、あったかみのあるのが好き。ライブ初体験は、そのうちのひとつ「パンテラ」だった(誰も同意しないと思うけど)。じつは、そういう方が爽やかで癒しもある。スポーツ的な。いかにも優しく癒すよってのはうさんくさい。

セパルトゥラはブラジルのバンドだった。何かと苦境の豊田のブラジル人と、セパルトゥラつながりで話でもできないかな。