日記など 2002年から

福祉の話題が多いです。東京都の西部・多摩地区が行動範囲です。

だるま森

今月はじめに出かけた、飯田の人形劇フェスティバルのこと。

友人の人形劇師を応援しに来たつもりだったけど、彼ら「ぷか」さん一家はプロだし、堂々としたもので応援の必要はなかった。会場の子供たちが暴れだすくらい盛り上げていた。学級崩壊ってこんな感じかと思った。

「飯田のお客さんは目が肥えていて演るのは大変。町中に舞台があり、小さい頃から質の高いものを知っているから」
フェスティバルは名前を変えて30年続いている。地元に根付いている。県外からフラッと来た僕には、はじめは冷たく感じた。会期中の4日間に、400以上の公演を町のいたるところでやる。町の人と、マニアックな常連さんのための祭り。どこに行けばいいのか分からない。パンフレットで面白そうなのを見に行くと、たいてい満席で入れない。定員はしっかり守る、祭りのわりに事務的な対応だと思った。ただし、

人形劇の大きさの違いに着目した特集を行い、ビッグなスケールでゆったり楽しむ人形劇から順番待ちをして少人数で楽しむ人形劇の違いを提供した。


フェスタ 2007 の結果概要

定員を守るのは、人形劇の楽しみ方のひとつみたいだ。

日も暮れて20時からの最終プログラムから何を選ぼう。一つは満席で、仕方なく入った「だるま森」さんが満席ではないのは、つまらないからではなく、刺激が強すぎるからだった。「総合工作芸術家」という。怪しすぎる舞台の上の、すべてを作っている。自作の変な楽器の演奏を、油断して聴いたら「うわーすげえ」と声が出たくらい、すばらしい音楽。CDを2枚買った。絵はがきも買った。絵本も買った。

怖い人かと思ったら、サービス良すぎて恐縮した。劇にも人にもあふれる愛情は、広く、世界に向けられているようです。

太陽と月に書いたことばは
ボクたちの活動のコンセプトです。


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世界中のこどもたちが
元気で駆け回れる日を夢見て
わたしたちは今日も邁進して参ります


だるま森が願う未来は


どんな子も
お腹いっぱい御飯が食べられて
どんな子も
楽しく希望が膨らむ教育が受けられて
どんな子も
病気や怪我の治療が満足に受けられて
お友だちや家族と楽しくお芝居を観たり
お祭りに参加できたり
絵を描くことを楽しんだり
唄ったり踊ったりできて
どんな子も
どんな子も
深い愛情を受けて育てられる
そんな世界


それが 夢です __________________


だるま森ジャーナル:だるま森作絵画「セカイジュウノコドモタチガ」JICA横浜ギャラリーで展示中〜♪ - livedoor Blog(ブログ)

三鷹の人らしい。三鷹と言えば「天命反転住宅」もある。行かなきゃな。なにか近辺で用事を作って。