日記など 2002年から

福祉の話題が多いです。東京都の西部・多摩地区が行動範囲です。

伊予旅7「人形劇や ぷか」

こっちはしっかり宣伝しなきゃいけない。小学校の同級生が砥部町で人形劇師をやっている。

のうのうと暮らしているサラリーマンが、池さんの大ちゃんの決心に心打たれる。ちょっと落ち込む。でも、こちらはもっと劇的だ。

偉大な人形劇師の後を継いだわけだが、劇の1時間すべての世界を作った先代が企てたプランは並ではない。おととしの12月、18年ぶりの同窓会ではデザイナーだと言っていたのに1月に人形劇師になっている。
彼らを紹介した記事。わざとなのか、写真のは平面的な人形ばかりだ。実際は凝りにこった人形たち。
http://ku1ni9mi64.i-yoblog.com/d2009-02-22.html

「最強家族」池さん、に負けず、こちらも父母娘の最強劇団家族である。まわりに結婚する人が多いけど、みんな一度会いに行けばいいと思う。劇も奥が深くて大人が見ても楽しいよ。いろいろ大変だと思うけど、身近に彼らのような人たちがいて幸せだ。

夕ご飯をいただきながら話をしていると、うるさかったカエルもある時間になると静かになる。20年前の文集を出してきて遅くまで話す。おととし会った当時の担任の先生は「こういう文集を作る余裕が今の学校にはない」と話した。

文集には当時の保護者への通信も入っていた。小学校の先生は字がうまい。字の汚さは大人になっても直らないそうだ。賞を取った人を紹介していて、僕が硬筆で入選をしていた。入選は他にもいっぱいいたけど、あまりにも自分の字が汚かったので、めちゃくちゃほめられたのを覚えている。

「宿題を忘れた人」の実名を一番目立つところに書いてある。ほとんど全ての項目に僕の名前があった。これも一生直らない気がする。

2日ぶりの風呂をいただき、よく寝て、朝からボケーッと過ごす。世話になりっぱなし。本棚の「amazon:もしも世界が明日終わるとしたら」を読む。

きみの声を
もう二度と聞けないって
わかっていたら
もっと耳をすまして
聞いておくだろう
きみの言葉も声の感じも
忘れてしまわないように

(勝手に引用)

すぐ感動するのは、この家族がいるからだと思う。いや「やるべきことを先延ばしにすることで、人は存在しない『永遠』を作り出している」のだと思いなおす。それができるヒトに感動しようよ。宿題ができない僕には、本の世界は生きづらい。

「びんぼう神様さま」家にとりついた貧乏神が、ふだん気づかない物の大切さを教えてくれると感謝し拝む夫婦。後半は、貧乏神が一家を救おうと奮闘する。神様がアイデンティティを探し求める変わった話。ひそかに感激していた。本をもらったので読みたい人はうちへ。

5歳の娘さんがかわいすぎる。いっしょに蛍を見た。それで今日(6/10)は蛍を見に行く。子供のことも考えて、お土産をもうちょっと工夫すれば良かった。キューイ酒と「ウニ海苔」とか良くなかった。