日記など 2002年から

福祉の話題が多いです。東京都の西部・多摩地区が行動範囲です。

クラブハウスモデル

1月、市のセミナーで奈良の「ピアステーションゆう」の人たちが話すのを聞いた。

セミナー全体の終了15分前。市内の精神障がい関係の病院などからのパネリストが壇上に並んでいる。学生らしき女性が質問した。「私は福祉の世界は知りません」言葉を選びすぎて、何を言っているのかわかりにくい。遠慮がちに、でも最後にはっきり聞いた。「パネリストの皆様は『ゆう』の実践がすばらしいと言う。目指すものは同じ、思いは同じなのに自分の所でなぜ出来ないの?」

粋なことに、司会の林さんは答えを全員に振った。「一番聞かれたくない質問だった」「言いたくはないけど・・病院という形態をとる以上・・」苦しげだ。「ぼくはパスしたい。あとで言うから・・」「目からうろこがボロボロと」「今日をきっかけに関係機関が力を合わせ利用者のより良い暮らしのためがんばっていきましょう」拍手。感動的な、芝居がかった、良きつどいであった。

質問者にサクラを用意するのは行政の得意技という。そうであってほしい。「あの学生は市のサクラだった」その市と一緒にこの地域の福祉を考えていけるのは楽しい。デマの妄想は仕事が辛いときの支えになる。
見学歓迎ということ。翌々日から連休なので行こうかと思いつき、すぐやめた。もっと計画的に。予約をとり2月15日に訪ねることにした。アントで湯たんぽを買い、冬の車中泊に備えた。

(途中)