日記など 2002年から

福祉の話題が多いです。東京都の西部・多摩地区が行動範囲です。

キャラメル風味リンゴジャムがけマロンパイ

ゼミ室のとなりで院の入試(口頭発表)をやっていた。エレベーターホールから擦りガラスごしにオレンジ頭が見える。シガさん頑張ってるようですね。

奥の部屋から教授陣が質問する声が漏れてくる。AI3Fは僕にとって憩(いこ)いの空間なのに、来てみると思いがけず緊張感がただよって落ち着かない。とくに今日は天気のせいか弱り気味で、頑張る人たちをまっすぐ見れない。

そそくさとゼミ室に入って机に向かうと、ちょうど頭の横にあるレンジに何かのっているのが見える。昨夜訪ねてきた先輩から頂いたパイの残り1パイだった。おいおい最後までいた人、冷蔵庫に入れとけよ。しかし、うまかったなあ、このキャラメル風味リンゴジャムがけマロンパイは・・どれどれ(と手に取る)。いや、注意せよ、これはトラップだ。これを食ったら今後ずっと「お菓子泥棒」として後輩たちに紹介されることになる。土ゼミでの最も重い犯罪は「差し入れのお菓子を規定量を超えて食べること」です。

マロンクリームが入ったナマ物で、どんなに長くても期限は今日中だろうし、今日は土曜でだれも来ない。捨てるか、本気で。2人きりでは2時間と我慢できそうにない。ケーキは魔物です。前科が多すぎて、もう間違いはゆるされない。ガーデンに逃げようか。

そうだ院受験生にあげればいい。お疲れのシガ氏をねぎらいたいし、発表後は血糖値が下がり気味だろうし。僕は犯罪に手をそめることなく、試験後というタイミングならシガ氏に忘れがたい記憶として残るだろう。頭いいぞ、早く呼べ呼べ。