日記など 2002年から

福祉の話題が多いです。東京都の西部・多摩地区が行動範囲です。

雪が積もったが、どうしていいか分からない。

雪は降りやまず、どえりゃあ冷えるのにストーブは相変わらずトロくしゃーていかん。煙は吹くし。
暖かいガーデンに避難することにした。それに、雪道を歩くのも良さそうに思った。

寮の前の国道はふだん気づかないほどの坂になっている。
大型トラックがソロソロと慎重に下るところだった。雪が固まって滑りやすくなっている。
ふだんトラック野郎たちは、この坂道でさらに加速して交差点に突っ込んでいく。
今夜は静か。だが、大人しいのも、かえって不気味だ。

駐車場のライトエースは、もとが白なので、車体に雪が積もって太ったように見える。
半分雪で隠れたライトが眠そうで、今夜は勘弁してくれ、と訴えている。いいよ、お前には無理だ。

月が無ければ真っ暗の田舎道なのに、これが雪明りというのか、夕暮れ程度に明るい。午前3時だ。
光源は雲の上のお月様であって欲しかったが、それにしちゃオレンジ色だしな、正解は丘を越えたところにある(株)アラコの工場でした。
夢はないが、さすが工業都市とよただ。アラコ様のご威光は、夜を昼(夕方)に変える。

学校まで来ると風もなく、いつもに増して静かで、南国出身には聞きなれない雪を踏む音だけがする。
雪明りとはいえ暗いは暗い、ダークグレーのラグビー場から声がする。叫んでる。午前3時に雪合戦か。
最初に言い出したやつは、きっと南国出身者だ。「もう少し待てなかったのか・・」(ブラザーフッド