日記など 2002年から

福祉の話題が多いです。東京都の西部・多摩地区が行動範囲です。

法事のため九州旅行

福岡空港でレンタカーを借りる。

福岡→久留米
入院中の伯母を見舞う。元気な人を突然襲う病は怖い。じわじわ来るのも別の怖さだけど。すぐに命には関わらない、と言われ周囲はホッと息をつく。でも胃腸カゼや急性アル中のような終わればサッパリ系は、とくに年配なら、少数派だろう。「本格派」の病気はそれからが長く辛い。伯母さんは、ベッドで上を向いたまま動けない状態が一月以上続いた。痛むので身じろぎもできず天井を見ている。夜は寝返りをうてず眠れない。足のギブスを吊ってマンガ読んでる奴も、快方に向かいつつ入院中、と一緒に扱われる。
痛みがひどく病院へ行くために起き上がることもできなかったとき、亡くなった母親(僕の祖母)を夢に見て一時的に痛みが無くなったそうだ。そこから読み取れるストーリーを、変だと思わない。味気ない病室で毎日天井をながめている事のほうが、医学的に正しいとしても、常識からすれば異常で受け入れがたい。車の修理じゃないんだ。ここにもストーリーが要る。


福岡空港


ブレたけどいい感じ


親父です