日記など 2002年から

福祉の話題が多いです。東京都の西部・多摩地区が行動範囲です。

やなせたかし(85)ならやりかねない

実家のある高知県には、この先長く住むことになるかもしれない。実家といっても自分が住んでいた期間は短く、実はよく知らない。女性と老人が元気なのは確認ずみで、そこは良い点だろう。同じ未開の地として引き合いに出される宮崎、鳥取には立派な観光資源がある。宮崎の廃れ方は高知より激しいかもしれない。新幹線は来なかった。そのうち生命力の強い南国の植物(青島で見たでかい松、街路樹がヤシ)と笑うスロット男が繁殖して県を埋め尽くすかもしれない。それでも火山が作ったすばらしい自然と温泉がある。鳥取には砂丘しかないが、砂丘はあそこにしかない。高知はソフトで勝負、よさこい踊りと坂本竜馬(の亡霊)の2つ。竜馬は土佐藩による身分差別に苦しんで自由を志した。脱藩した。県民は喜んでいる場合だろうか。高知竜馬空港、はおもしろいから許す。よさこいの歴史は浅く、地元の芸能をつぎ合わせて作った企画物なのに大ヒットした。このプロデューサーはえらいと思う。でも祭りは3日で終わり。新たな魅力を見つけ出そう。船を降りてから、面白いものを見逃さないように気をつけていた。

正月の準備のため31日午後に高知市内へ出かけた。街へ出るのは久しぶりだ。商店街は、イオン・ジャスコ・ラインに負けず頑張っているだろうか。しかし、街は変わり果てていた。もしくは、ずっとこうだったのかも知れない。街を歩く人は少ない。商店街も大晦日は閉める店が多いようだ。

  1. デパートを出ると、目の前を数台の車がスピードを上げて通り過ぎ、ヒヤリとさせられる。歩行者天国のはず、だが。
  2. 地下駐車場の入り口で母と待ち合わせる。来たようだが、後ろにくっついてるじじいは誰だ。両手をあげてフニャフニャと踊りながら寄ってくる。マンガ家の帽子をかぶっている。それよりも、手に持っている物が気になる。ペンか折りたたみナイフか。こいつは危ない。母と足早にその場を離れる。しかし、白髪でかなりの高齢だった。理解できない。やなせたかし(85)、だったら理解できる。そういうことにしておこう。
  3. 車で街を出ようとすると青信号なのに、前の車が動かない。追い越そうとラインを少し超えたとき、後ろから猛スピードで横を抜かされた。追い越すのはあきらめ、止まって前の様子をうかがう。前の車に人はいない。持ち主は、降りて2つ前の車の周りをぐるぐる回っている。猛烈に怒り、わめき散らす。中のやつは出てこれないらしい。
  4. マンション入り口に男が立っている。車を停めて玄関へ戻ると、まだ居て、じっと植え込みを見つめている。なぜわざわざ人に警戒される場所で不審な行動をとるんだ。やっぱり不審人物だからか。

↑2番のせいで、強烈な人間不信フィルターがかかってしまった。どいつもこいつも異常者か不審者に見えてしまう。記憶にある、懐かしい南国高知はこんなんじゃなかった。変なおじさん警報は小学校でよく出ていたが、それだってカワイイもんだった。・・そういえば、当時の中年が活動を続けていたら、ちょうど2番くらいになるな。危ないおじいさん警報を発令せねば。高知県は年齢別人口では超先進国だ。ここで起きる出来事や問題は時代の先端を走っているともいえる。

元日の朝、家族で日の出を見にゆく。砂浜から見る朝日は格別のよさがある。下の写真には傑作はなくても、波に追われ走りまわって撮った力作です。ちょっとでも、良いとこ見つけないと。必死です。

高知市桂浜近く



海水から湯気が立つ




# 志穂。 『きれーいですね!!! アさん、あけおめことよろです。 こないだの忘年会の画像もうpして下さいね☆』(2005/1/4 20:14)

# あらき 『いやあのあのあの、送ります。遅くなりましたが。 僕のページから落とせるようにしようと計画してましたが、手を付けてませんでした。。 こちらこそ、よろしく。』(2005/1/4 20:31)