日記など 2002年から

福祉の話題が多いです。東京都の西部・多摩地区が行動範囲です。

やっさん来る

長いつきあいの友達が、彼女をつれて豊田まで来てくれた。
あまり時間がとれないことを言い、とりあえず近場でご飯食べようということになった。「近くにどんな店がある?」と聞かれて思い浮かぶのは、近い順に焼肉(スタミナランチ)、中華定食(日替わり定食)、うどん(満腹定食)、牛丼(豪州産)、ハンバーガー(ドナルド)、ハンバーガー(こんにゃくドリンク)、カレー(黄色)・・千葉からはるばる来た彼女さんに申し訳ないラインナップである。あの時は困った。友達の車に乗り、豊田方面に向かいながら検索範囲を広げる。そういえば、カレーの少し先にパキスタン料理店がある。いつも気になっていたけど、一人で入る勇気がなかった。

その「サナ・レストラン」は外国人男2人と、日本人の(どっちかの)奥さんとでやっている。看板に「インド・パキスタン料理」とあるのが、いろいろ考えさせられる。本当はパキスタンをやりたいんだけど、日本人になじみが薄いからインドを足したのか。たぶん2つの国の民族は近いから、料理も似ていると思う。男2人は、それぞれインドとパキスタン出身で、政治的に微妙な2人が、奥さんの包容力によって結びつけられている。・・などと変な妄想が湧いてくる。

しょっちゅう行けるほど安くないけど味はよかった。やっぱメインはカレーなのかな。サイドメニューもうまそう。行ってみようという人がいれば、カレーの注文は、外国人ウェイターが「そんなメチャクチャ辛くないヨ」と流暢な日本語で説明してくれた「辛さ・ホット」をおすすめします。

梅坪には、この他にもタイや韓国の料理店がある。どれも○○風というのじゃなくて現地の人による本気?の店ばかり。外国人と共存している豊田の現在を紹介できてよかった。ついでに外国人の客が多い「市民市場」にも行ってみた。野菜や魚類の安さに、しっかり者の彼女は興奮ぎみ。


下宿まで送ってもらう。それで別れるつもりだったが、たまたま外で仕事をしていた大家さんに会って、4人で少し話した。2人を、僕が尊敬する大家さんに会わせることができてうれしい。大家さんも「人生60からが面白い」なんて、気分よさげに語っている。「60から」にも真実味がある。なんせこの方もう84なのに元気で、いまも畑の余った土地に納屋を建てているところだった。恩返しのために小さな計画があるんだけど、早くとりかからないと時間ないなあ。

041122 追加:1時間後、大家さんが部屋へ来て、2人がまだいるかどうか聞いた。もう帰りましたというと、ほうかならええわ、と階段を降りていった。その、小脇にかかえた分厚いファイルは何ですか、とは聞けなかった。入寮生に恒例の「小野田塾」をやる気だったのかな。(契約に来たつもりが、契約自体は1分で終わり、長くて2時間の人生談義が始まる)