日記など 2002年から

福祉の話題が多いです。東京都の西部・多摩地区が行動範囲です。

東北旅行・何やってんだ自分・Part2

旅の日程が決まると急につまらなくなった。予定を消化するためにただ移動している感じ。さらに、どこへ行った後どこへ、という細かいスケジュールまで決まってくると、講義かバイトに出かけるように気が重くなる。

十和田湖畔を走りながら、十和田湖南駅から乗るはずの電車に間に合わないことが分かった。次の電車を2時間待たないとならない。このまま南へ、田沢湖まで山を走って行きたいけど、僕の体力では途中の大きな山を越えるのに時間がかかって、日程をオーバーしてしまう。
花巻とか岩手にある行きたい所をいくつかあきらめる。花巻に行きたくてしょうがないわけじゃない。東北は行ったことないから行ってみよう、と思いついて出てきた。知らない土地を旅する、というシンプルな目的の他は無かったんだから、下手な部分も含めて旅自体を楽しめばいい。でもそれはなかなか難しくて、落ち込んだり、代わりの目的を用意して損を補おうとする。

余った時間を使って、駅に近い「大湯のストーンサークル」という怪スポットを探しにいく。道が分からず雨も降り出し、すっかり消耗して戻った。悪あがきは良くない。行けたとしても、ストーンサークル、はどうか。

十和田湖一番の見晴らし台の、手すりにいた蟻。十和田湖・瞰湖台


有名な像らしい。作者直筆の詩が石碑に刻まれている。「・・女の裸像が二人・・さびて地上にくづれるまで・・立っている」と書かれた石のとなりに、もう一つ新しく石碑が建てられている。本当に老朽化して「くづれ」始めたので、いろいろモメた後、結局修理しちゃったらしい。弁解っぽい町長の言葉が書かれていた。十和田湖・乙女の像