日記など 2002年から

福祉の話題が多いです。東京都の西部・多摩地区が行動範囲です。

東北旅行・人力乾燥機

酸ヶ湯。スカ湯と読む。むつの岩崎さんに教えてもらった。八甲田の妖精も「入った後、一日中ポカポカ」だとおっしゃる。風呂はきっと満足させてくれる。問題は着替えがもう無いこと。洗った直後またそれを着る、という自力乾燥を試みるしかない。

真夏の晴れた日に、洗ったばかりの濡れたシャツを着て登校すると、涼しいしシワが伸びる、という話をして、あのフルタ氏さえ引かせたことがあった。(誰にも途中会わない道なんですってば)今回は山の上で気温も低く、夕暮れで小雨がパラつく悪い条件でのチャレンジだ。汗かいたり雨にぬれたり、そんなこともあろうかとユニクロのドライウェアなるものを上下買っておいた。パンツまでそんな素材だった。洗ってしぼって、脱衣所に人がいなくなるのを待ってブンブン振り回すと、かなり水分がとぶ。あとは温泉の余熱=体温で乾かした。

ユニクロはえらい。それに「風呂あがりに汚れた服を着たくない」というプライドを、まだ残している自分もえらいと思う。汚れは少ないかもしれないが、行動でもっと自分を貶(おとし)めているのではないか。


入浴料がガイドブックより200円高いのが気になって、外にいたタクシーの運転手に「温泉はここだけですか?(他に安いとこないの?)」と聞くと、「そこら中にあるけど、脱衣所もないし湯が熱すぎることもある」という謎めいた回答だった。ひょっとして、この池のことか?ちなみに運転手さんは安城市に以前住んでいた。青森まで来て、やっと三河を振り切ったと思ったのに。狭いなあ。八甲田・酸ヶ湯近く


峠は自転車乗りにとって格別の意味がある。このままずっと峠ならいいのに、とか思う。その分ダミー峠に裏切られたときの憎しみも大きい。標識でひと安心。八甲田・笠松


食べ合わせ選手権2回戦。評判の悪い魚肉棒をおかずにニンニク揚げが主食で、デザートは黒糖、という疲労回復に特化した夕食。八甲田・睡蓮沼