今日で４周年

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日記ということで好き勝手に書いていましたが少し心配になってきました。兄の奇行のは少なからず使っている薬が原因だと思います。なので自然な姿じゃない兄の行動をわざわざ公開するのは残酷な気もするのです。（やっと気づいたか、と言われそうですが・・）そもそも本人が大反対でしょう。
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と書きかけて、うまく書けないのでやめました。BBSでちょっと触れましたが、「これでいいのか」悩みながらこれからも書いていこうと思います。
　
１５時：弟起きる。これは怠けすぎと反省した。
兄は寝ている。１２時ごろ朝食を食べたようだ。そこにも小さなドラマがあったのです。

兄ベッドでうとうとしていて、はっと気づく
兄「・・ここにあったケーキは？」
と腰の横のふとんを指さす。
姉「ケーキ？」
姉（夢だ。困ったわ。部屋中ケーキを探すことになったらどうしよう。）
姉「ごめん。ケーキね、食べちゃった。」
兄「・・・」
兄の目からひとすじの涙がほおを伝って流れる。
姉「どうしたの？」
兄「・・こんなに素直に泣けたのは・・初めてだ・・」
姉「（悪いことしてしまった。）冷蔵庫にひとつ残ってるかもしれない。食べに行く？」
兄（うなずく）

夜、母が来て「今日でちょうど４年ね。」と、松坂で倒れてからのことを振り返って話してくれた。まとめると「あっというまだったけど、色々あった」というのと「今年は特に激しかった」という話だった。年表を作ることにした。
　
### 12/27 追加
いつのことだか忘れた話をひとつ。怠けて兄の部屋へあまり行かなかった日だったと思うのでここにした。
前に兄が水を飲むことも難しく薬が飲めなくなったとき、姉が代わりになるものを探したことがあった。そして「飲むゼリー」だと飲み薬が多くても比較的よいことが分かった。それからは何種類も常備してある。実は兄にとって放射線や抗がん剤で何も食べられない頃の数少ない栄養源だった。品質にもうるさい。お気に入りは「アミノ酸」系のもの。しかし今日、弟が体に良さそうと思い買ってきた「ヴァーム」を見せると怒り出した。「オレに痩せさせるものを持ってくるな」それもそうだ。なにも好きでこんな味気ないもの食べている（た）わけじゃないもんな。何をしてても体のこと病気のことが頭にあるんだろう。