日記など 2002年から

福祉の話題が多いです。東京都の西部・多摩地区が行動範囲です。

王わが主よ、彼らに敵をさし示してください

『あのころはフリードリヒがいた』岩波少年文庫がまた暖かく少しさみしい余韻を提供してくれるのかと思ったら淡々として救いのない悲劇だった。一時でも運命に立ち向かおうとしたフリードリヒが悲しい。TVをつけると「バスを乗り間違えた女の子を雨のなか男ふたりが必死に探す」ゴミのようなアニメが

映画も小説もユダヤ人の迫害がテーマ。古代、ユダヤ人を兵士の不満のはけ口にする話が小説に挿入されてた。「王わが主よ、彼らに敵をさし示してください」誰かが利用し、誰かがだまされ、誰かが虐げられる。僕らは主にだまされるグループ。「屋根の上の・・」は「ユダヤ不屈の精神」の象徴だって。

あのころはフリードリヒがいた (岩波少年文庫 (520))

あのころはフリードリヒがいた (岩波少年文庫 (520))