日記など 2002年から

福祉の話題が多いです。東京都の西部・多摩地区が行動範囲です。

昨日はアカンことが2件と、イイことが2つあった。


詳しく書けないけど8:2の少ない方くらい自分も悪い。金融機関の規定が厳しくなり「サインできない」と手続きできない。本人が目の前にいて言葉や他の手段(ワープロとか)で意思表示しても、家族以外の代理もだめ。いい歳のおっさんが家族ってねー

それで疲れて職場に戻る。空き部屋で寝ようと思ったら「職員面談」に呼ばれていろいろダメ出しを受ける。愛情が込められてることは分かる。要は「いい歳なんだから社会人として最低限のことをしろ」という15年は言われ続けた座右の銘のようなもの。また「初心に帰れ」だと面談直後は思ってたけど・・

銀行ではトラブったわけだけど「職員」だの「家族」だの直接関係のない人達が割り込む余地はない。シンプルで自由だ。責任は取らないといけないけど。僕は今のところ損したけど気楽だ。学ぶことも多い。応用力ゼロの「施設サバイバル法」ではなく社会的人間の面倒くささと楽しさを学ぶ。

面談のあと「もっと頑張んなきゃ」と思い・・切れない。ガンバ、の所で力が抜ける。これは安全装置だと思う。言われてそれが出来れば「こうなって」無い。ここに居ない。弱点を直して長所を伸ばす。遠い昔に諦めて、そういう圧力から逃げ続けて今がある。上司の期待には沿えないけど結果は出します。

そして彼らに会いに行く。1年目は仕事帰りによく寄った。意思決定が困難とされる人の福祉の現場はややこしい。謎のルール多い。ニートあがりに「人にルールを守らせる」仕事は苦痛だ。「外部が入り込めない」場で「仕事」して、仕事とライフワークは違うのだ。それが初心だった。これ今でも使えるな。

それで言われるまま付いていって、今日もまたすばらしい出会いがあって、この路線も守っていこうと思った。進む道筋にベスト・プラクティスはあっても平均的にベストなだけで、それぞれのやり方でやって結果的にまあまあよくなってれば良いかな。グレーゾーンな初心に帰ってしまった。