『稲川淳二の餌食』
- 出版社/メーカー: ジーダス
- 発売日: 2005/07/22
- メディア: DVD
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職場の仲間と飲んだあと家に呼んで「ぜったい良いから見てください。とくにお姉さんが最高です。」と騒いで勝手に上映を始めた。
8年か9年ぶりに観る。B級ホラー好きの友達が来るとレンタル屋のホラー棚をかたっぱしから観ていった。このジャンルはハズレ率9割にちかい。ちょっと観てダメだと6キロ先のレンタル屋に車を飛ばす。一晩で3往復したこともある。
その中でただ1つの忘れられない映画だ。お姉さんはすごかった。レンタル1週間で4回観た。
現在。レンタル屋からは無くなってオンラインレンタルした。検索しても何のフィードバックもない。DVDの商品情報だけ。さびしいけど、自分だけの名作というのも悪くないかな。検索中に「ポニョ」のレビューを読んでみる。「ポニョ」観てないけど。改めて評価なんか下らないと思う。
僕の酔いが覚めてきたころ2人は寝ていた。酔うと相手の反応とか見えなくなる。今日は自分の酒癖の悪さを書くつもりだったけど、浮かんでくるのは映画のシーンばかり。映画の最後にかならず家族愛なのば淳二節、そして見終わった後に残るお姉さんの深い悲しみはB級ではない。いやB級ならでは、というべき。「A級」映画はそこまで潔くなれない。
当時は筋がまったく分からなくて友人に何度も聞いた。今はとてもシンプルに感じた。すべてはお姉さんの力と思う。役者は「春木みさよ」さんという。タイトルが最悪だ。みさよさん残念。それにジャケットも最低だ。何があったんだ。