課外授業・ようこそ先輩

今日は不調。頑張る周りのやつらにパワーを吸われてる。
景気のいい話を一発。

昨晩見たNHK「課外授業・ようこそ先輩」、先生は画家のMAYA MAXさん。
この番組の先生は必ず子供たちに無理難題をつきつける。先生いわく、誰もがはっきりイメージできるのに形にするのが難しい題材が２つある。その「愛」と「幸せ」のうち、小学生の生徒にも分かりやすい「幸せ」を絵にしてほしい。両親や、まわりの大人にインタビューして考えよう。

ある少年をカメラが追う。野球が大好きだけど、やせていてヒョロヒョロしてる。これの前の「自分らしい線」を書く課題では、はじめ折れ曲がった細い線が、勢いを増し、最後は太く力強く書き終えた。「今は弱いけど、がんばって強くなりたい。」

帰り道、出会う人たちにどんどん声をかける。「すみません。どんな時に幸せだと思いますか？」

• 草刈りをしていたおじさん。「こうやって元気に働けることが幸せだな。」
• 溝の掃除をしているおばさん。「健康で、平凡な生活ね。」
• 田んぼの手入れ中のおじさん。「体こわさずに、長生きできれば言うことないわ。」

翌日、体育館の床に画用紙をしいて、自信にあふれた表情で筆を走らせている。
画用紙の真ん中に、黒で大書された言葉は「人生」。・・「人生」だよ、「人生」！
あっぱれな小学校低学年である。

MAYAさん、しきりに感心して言う。「このままお酒のラベルにできそうね。」