日記など 2002年から

福祉の話題が多いです。東京都の西部・多摩地区が行動範囲です。

新年を迎えられました。祝。

6時半:眠る兄と父を残して、荒木家恒例の「初日の出と国分寺まいり」を敢行する。いつも僕か誰かが遅れて着くのが日の出時刻を過ぎるのだけど、毎年決まって水平線近くに雲が出て10分くらい太陽を待たせてくれる。


高知・前浜からの初日

今年は父がいないから、新年にうかれる若者を見るたびに険しくなる顔を見なくてすむ。そんなことを考える弟がまたも出遅れた。しかし今年も太陽は待ってくれた。

8時:起きた兄におめでとうを言うと、なんのこと?という顔をしながら「おめでと・・」と言った。そのあと「見張って、よく見張っといてな」「何を?」「敵を」戦っている夢が多い気がする。初夢でも戦っていたのか・・
父が兄のヒゲをそった。しばらく風呂に入ってないのと、弟が風呂でいつもそり忘れる「首のあたりに一本長いやつ」を母がずっと気にしていたからだ。

きょうだいそろって昼寝する。兄はずっと寝ていた(と思う)

19時半:TVをつけると「新・仮装大賞」をやっている。兄は珍しくはっきり起きていて、表情は変えないけど、じっと見ていた。おおみそかの格闘技は「つまらん」といって変えさせたけど、こういうのは好きみたいだ。そのうちセキが出始め、家族でつまったタンを出すための処置をする。今回のセキはしつこくて呼吸が苦しそうな時もある。姉がベッドに乗ってタンが出やすいように呼吸の補助をはじめた。すると苦しそうに目に涙をためていた兄が「見えん!!」と姉を一喝した。邪魔でテレビが見えんだろ。
午後11時くらいに眠るまでずっとセキこみは続いた。

22時:風呂に入りたいという。風呂に入る夢を見ていたようだ。「ここの風呂は使い方が分からん。タカヤ、先入れ。早く!」明日入ろう、今日は休もう、と話す。

おめでとうございます
兄と一緒に新年を迎えることができました。日々のことに追われていると気が付かなくなりますが、兄も僕をふくめた家族も多くの人に支えられてここまでやって来れたと思います。気遣って晩ごはんのおかずを持って来てくれる母の友人、父の仕事場でストレス過多な父をフォローしてくれる方々、そして忙しい中駆けつけて疲れた顔も見せずに兄を励まして下さる友人の皆さん。改めて感謝します。これからもよろしくお願いします。(1/1(木) 22:24 荒木巧也)