日記など 2002年から

福祉の話題が多いです。東京都の西部・多摩地区が行動範囲です。

2004-08-01から1ヶ月間の記事一覧

東北旅行・釜臥山山頂

釜臥山山頂には防衛庁のレーダーがある。ゲートから先は歩けといわれた。どうせ日没には間に合わないしと、とぼとぼ歩く。一番高い頂は立ち入り禁止で、少し下った展望所に入る。建物に入らないと凍えそうなほど、気温が低く風が強い。 標高800メートルまで…

東北旅行・釜臥山に登ろう

しばらく湖をボーッと眺めると、することが無くなる。キャンプ地を湖にするか、この辺で一番高い釜臥山(かまぶせやま)山頂にするか、計算をはじめる。山には登りたい、日没が見える。荷物置いていけば楽だけど、山頂で泊まれば日の出も見えるかもしれない…

東北旅行・つのだ☆ひろ

自転車を降りて湖に向かって歩いていると、少し離れた駐車場から男女の視線を感じる。男はつのだ☆ひろみたいな南方系でちょっと怖い。近づいてくるのを見て、ありもしない通行料金をとられるのかと構えた。旅のことを話すとしきりに感心してくれる。愛知から…

東北旅行・恐山へ

恐山は大きな火口湖をもつ火山全体をさしている。霊場の施設その他は湖のほとりにあるので、道は一度外輪山を登ってからすり鉢の底へ下る。坂の角度12%、なんていう標識が見える。登りの苦労を思うと、危ないくらいスピードが出る下りは楽しい。でも帰りを…

東北旅行・田名部祭り

「青森へ行きます」と言ってから半年以上、ようやくIさん会うことができた。町にひとつしかないという大間マグロを出す店へ連れて行ってもらう。むつ市大間沖でとれるマグロは最高級といわれ、地元の人が食べる機会は少ない。温泉を何杯も飲むくらいだから、…

東北旅行・台風去る

寝過ごしたせいで、今度は日没に追われることになった。知らない道を夜走るのは怖いから。何度か低い山を越えることになり思うように進まない。けど一人旅は気楽だ。標識にはOsorezan40kmと書いてあるし、この道を行けばいつか着くだろう。 雨風に悩まされた…

東北旅行・「いろんな意味で話題の村」

「いろんな意味で話題の村」(道路地図で六ヶ所村についてのコメント) 話のタネに温泉のそばの原燃PR館に行く。客は僕と家族連れ一組だけ、奇妙な所だった。子供むけに夢みたいなことばかり言ってる、とか村の人の声が展示にない、とか感想は言えるけど、明…

東北旅行・六ヶ所温泉

途中の食堂で昼食をとる予定が、エロのほか店を見なかった。なんて所だ。空腹感より、力が抜けて体が冷え切ってくる。雨が冷たい。頭にあるのは、数キロごとに見る「六ヶ所温泉まで○○km」の看板の数字が、わずかでも減っているのを確かめることだけ。温泉…

東北旅行・ついに雨、次いで逆風、さらに登り坂

雨がだんだん強くなり、道路わきのエロ自販機小屋に逃げこむ。ここまで20数キロ店をほとんど見なかったのに、これだけは充実してる。土地柄、豪雪に耐えるしっかりしたものだった。自販機なのに「限定50本」とかあるんだな。5000円もするのか。真冬の夜、白…

何やってんだ自分・Part1

台風の予想進路上にいるとも知らず、追い風吹いてて楽だ助かる、と牧場やタバコ?トウモロコシ?畑の間を走りぬける。先生の言うとおり卒論について考えようとするもうまくいかず、「なんで旅してるの?」という、いつもの問題が頭をめぐる。そして、いつも…

台風は去った(と勘違い)

キャンプ地に着くと雨が降り出し、風とともに夜強く降り、朝止んでいた。 夜中テントのなかで、先生や岩井君の返信を読んだ。せっかくの旅にネットなんてそぐわない、でもそんなシリアスな旅じゃないし、まあいいか。ただし、金も時間もかかった旅です。最大…

東北旅行・三沢原野

三沢市街を抜けると、予想通りの荒野。さらに、吹き荒れる風に暗闇、まさに荒野。これは怖い、はやく寝床を探そう。一本道を走る車もなくなった。真っ黒のなかをパトカーのランプが後ろから近づく。台風の警戒か三沢基地近辺のパトロールか。ぼくに追いつく…

東北旅行・「ズババババ」

八戸まで新幹線にのる。自転車はどうした、と聞かれなくても分かっている。少し情けない。仙台駅の乗り換えで、かなり距離を歩かされる。バッグ入りの自転車ほど邪魔で無意味なものはない。重すぎる。ThinkPadより重たいものを持たない生活が長かった。窓は…

東北旅行・仙台が近づく

図書館で借りた東北観光地図をひらき、旅の予定を考える。メモ帳によると、午後2時に行程が決まる。メインディッシュは青森西部白神山地から八甲田山、十和田湖、田沢湖までの山登りルート。(結果は惨敗で、3分の1も走れなかった)仙台が近づく。安らかな…

東北旅行・太平洋フェリー

出航3分まえ16時57分に乗り込む。先生が「一回で飽きる」といった、太平洋フェリー名古屋・仙台・苫小牧ゆき。ぼくは絶賛。フェリーには帰省のたびに乗っているから、比べて面白い。でも笑えないな。地元が未開なサービス後進地だとあらためて確認した。船…

東北旅行・出発

フェリーへのバスに間に合う最後の電車は、浄水駅1500発。2時すぎにシャワーを浴びにゆき、しばらく風呂も使えないだろうから普段より念入りに体を磨く。やはりというか、遅れた。 年とともにひどくなるマイペースぶりに旅行中も悩まされることは覚悟してい…

車検

「お車ざっと見せて頂きましたが・・」見積もりのための点検である。基本料金だけですでに貯金ギリギリ、大目にみてほしいところだが、説明するお兄さんが背にする窓は割れてガラスがなくなり代わりにプラスチックの板をはめてある。まあ、あれだけはしょう…